AIでロゴ作成ができるツール6選!
AIでロゴ作成ができるツールを6つご紹介します。
DESIGNEVO
DESIGNEVOは1万以上のテンプレートが用意されているロゴメーカーです。比較的シンプルなテンプレートが多い傾向にあります。
DESIGNEVOを使ったロゴの作り方は、以下の通りです。
1.テーマや業種を選択する
2.イメージと近いロゴを選択する
3.企業名とキャッチコピーを入力する
4.AIがロゴを提案してくれるため、その中からイメージと近いものを選ぶ
細かい情報を入力する必要はなく、AIがさまざまなロゴを提案してくれるため、初心者の方でも使いやすいといえるでしょう。
日本語対応 | ○ |
ロゴの形式 | JPG、PNG |
利用料金 | ・無料版の場合
保存したロゴは300×300px、背景は不透明 ・完全版の場合 ベーシック/$24.99 |
Hatchful
HatchfulはShopify提供のAIロゴ生成ツールであり、ビジネス向けのデザインのロゴを作ることができます。たった数秒でロゴが生成できるため、トライアンドエラーを繰り返しやすいのもポイントです。
Hatchfulを使ったロゴの作り方は、以下の通りです。
1.ビジネスの種類を選択する
2.好みのスタイルを選択し、企業の名前を入力する
3.使用用途を選択する
4.AIがロゴを提案してくれるため、その中からイメージと近いものを選ぶ
アカウント作成は必要なものの、基本的には無料で利用できるのもメリットです。
日本語対応 | ○ |
ロゴの形式 | PNG |
利用料金 | 無料(アカウント作成は必要) |
LOGO FACTORY
LOGO FACTORYは、1万点以上あるデザインアイデアの中からAIがロゴを生成してくれるツールです。ダウンロードファイルの形式が豊富という特徴があります。
LOGO FACTORYを使ったロゴの作り方は、以下の通りです。
1.企業の名前やスローガンを入力する
2.業種、好みのロゴ、色を選択する
3.AIがロゴを提案してくれるため、その中からイメージと近いものを選ぶ
ロゴの仕上がりは比較的スタイリッシュであり、ロゴ作成以外にも文章や動画を作成できるのも特徴です。
日本語対応 | ○
(※ロゴ作成画面は英語表記) |
ロゴの形式 | SVG、PNG、JPG、PDF |
利用料金 | ・無料版の場合
ロゴに透かしあり ・サブスクリプションの場合 $19 |
Brandmark
Brandmarkは会社名とキーワードを入力するだけでロゴの生成が可能です。非常に手軽なのが特徴のツールといえるでしょう。
Brandmarkを使ったロゴの作り方は、以下の通りです。
1.会社名やキャッチコピー、キーワードを入力する
2.ロゴが提案されるため、気に入ったものを選択する
3.フォントや色を調整する
日本語対応 | × |
ロゴの形式 | PNG |
利用料金 | $25〜 |
WIX
WIXはロゴのイメージを事前に選択したうえで、生成を行うツールです。そのため、イメージと齟齬が起こりづらいという特徴があります。
WIXを使ったロゴの作り方は、以下の通りです。
1.会社名と業種を入力する
2.ロゴのイメージや好みのデザインを選択する
3.使用目的を選択し、フォントや色、サイズを調整する
日本語対応 | ○ |
ロゴの形式 | PNG、SVG |
利用料金 | ・無料版の場合
低解像度のサンプル ・完全版の場合 ベーシック/¥2,100 |
Microsoft Designer
Microsoft Designerは、プロンプトを入力するだけで画像生成ができるツールです。無料で背景透過も可能なため、ロゴ生成にも適しているといえるでしょう。
Microsoft Designerを使ったロゴの作り方は、以下の通りです。
1.プロンプトを入力する
2.生成されたロゴの中から好みのものを選択する
3.必要に応じて調整する
日本語対応 | × |
ロゴの形式 | PDF、PNG、JPG |
利用料金 | 無料 |
AIでロゴ作成をするメリット
AIでロゴ作成するメリットは数多くあります。具体的にどのようなメリットがあるのか解説します。
ロゴ作成の時間を短縮できる
自社でロゴ作成ができない場合は、外注先に依頼をしてデザインの要望や予算などを伝えながら、理想通りのロゴを作成してもらう必要があります。スムーズにやり取りが進むこともありますが、意思疎通がうまくできずに時間がかかってしまうこともあるでしょう。
意図が違っていれば修正を依頼することになります。場合によっては、工数が多く発生するケースもあります。
AIのみでロゴ作成ができれば、数分で作業を完了させることが可能です。もちろん、望んでいるようなロゴが出力されないこともあるでしょう。しかし、修正にかかる時間も短いため、外注する場合と比べてロゴ作成にかかる時間は短いといえます。
コスト削減につながる
ロゴ作成を外注する場合は、当然コストがかかります。小さなロゴであっても、依頼する業者によっては高額となることもあるでしょう。
AIにロゴ作成を行ってもらえば、コストはツールの導入費程度で済みます。
外注する場合と比べて、大幅なコスト削減になります。一方で、有料のツールを利用する場合は、望んでいるロゴがなかなか出力されないことで時間や費用がかかってしまうこともあるため、注意が必要です。
完全に理想通りのロゴをAIに出力させることは難しいため、AIで生成されたロゴをベースに、社内で手直しができると良いでしょう。
AIでロゴ作成をする際の注意点
AIによるロゴ作成は便利である一方、注意しなければならない点もあります。
著作権・商標権の侵害に注意する
AIはさまざまなデータをベースにして、ロゴ作成を行っています。そのデータの中には、他社のロゴも含まれている可能性があり、出力されたデータが別企業のロゴに酷似してしまうことがあるのです。
ロゴは企業のブランドマークであるため、酷似していると訴訟を起こされる場合があります。意図的ではなかったとしても、著作権や商標権を侵害したとして、最悪の場合使用の差し止めや損害賠償を請求されることもあるため、注意しなければなりません。
AIで生成したロゴを使用する際には、他社の登録商標権や登録意匠権を侵害しないように、既存著作物に類似していないか調査を行いましょう。大まかで良いのでロゴのイメージを固めておけば、他社と酷似するリスクを減らせます。
望んでいるデザインが出力されない可能性がある
ロゴを生成する場合は、ある程度のイメージが固まっていることが多いでしょう。しかし、必ずしもイメージ通りのデザインが出力されるとは限りません。
もちろん、ツールによっては条件を細かく指定できます。しかし、AIは細かな条件まですべてを完璧に理解できるわけではありません。条件を入力しているはずなのに、その通りにデータが出力されないことがあります。
結果として、外部へ発注し人間同士がやりとりをした方が早くできあがるケースもあります。作りたいロゴのデザインが明確な場合は、活用するのが難しいといえるでしょう。
まとめ
AIでロゴ作成をすることは非常に便利です。一方で、使用するうえで注意しなければいけない点も数多くあります。特に著作権や商標権に関しては、意図しない形で侵害してしまうケースもあります。
AIを活用してロゴ作成を行う場合は、法的なリスクを考慮したうえで、問題が起こらないように細心の注意を払いましょう。
※この記事は、2023年11月時点での情報です。